写真家 上田順平の写真と、紅男と虎椿の曲が、はっとする出逢いをしました。
生まれて、生きて、大好きなひとと出逢い、死ぬ迄暮らしていく。
それって誰のため?何のため?こんな風に息詰まって立ち止まってしまうこともまた人生には度々ありますが。
この曲は、そんな向かい風を、僕らなりに。僕らやからこそ。
そうして生きてく、そんな意思確認の歌です。
百合は女、母、未来のあなた。小麦は男、父、未来のぼくら。
ドイツの現代版画作家 パウル ヴンダーリッヒの作品に魅せられ、
彷徨い求めた自分たちの姿を、福島県広野の風景の中で偶然見つけた ” 百合と小麦 ”
是非ご一聴、ご観覧ください。よろしくどうぞ。
紅男と虎椿の音楽 “ 百合と小麦 ” を聴いて、僕が写真を合わせました。
なんてことない風景と家族の写真です。
僕はどこか遠くに出かけて写真を撮りたいとは思いません。
ただ、自分の身の回りを、家族の姿を写真にとどめて、 何度も見返したいのです。
"百合と小麦"を初めて聴いた時、曲に込められた死生観が自分の持っている感覚とよく似ている事に驚きました。
発表するあてなく、自分のために撮影した写真が、曲に選ばれるように自然と並んだのが今回のスライドショーです。
素敵な作品になりました。 雄介・めぐちゃん・マル、ありがとう。
あなたはどう感じるんだろう。気に入ってもらえると嬉しいです。